同じお米、同じ炊飯器。なのに、日によって炊き上がりが違う気がする。
お米の銘柄や炊飯器を変える前に、ひとつ見直せるものがあります。炊くときの「水」です。
お米は炊き上がるまでに、たっぷりの水を吸います。どの段階の水が仕上がりに効くのかを知ると、いつものごはんが少し変わります。
お米は3回、水を吸う
ごはんを炊くまでに、お米が水に触れる場面は3つあります。
ポイントは、どの段階の水も最終的にごはんの一部になるということです。研ぐときの水も、浸すときの水も、炊くときの水も、お米の中に入っていきます。
特に最初に触れる水は、乾いたお米がすばやく吸い込みます。研ぐ段階の水を軽く考えがちですが、実はここから仕上がりは始まっています。
今日からできる、炊き方の見直し
道具も費用もかけずにできることから。
- 最初の水は、すばやく捨てる。研ぎ始めの水はお米がすぐ吸うので、ぬかを含んだ水を長く触れさせないのがコツです
- 研ぐのは「軽く」で十分。精米技術が上がった今のお米は、強くこすらなくても大丈夫です
- 浸水時間をとる。夏は30分、冬は60分ほどが目安。中心まで水が入ると、芯が残りにくくなります
- 浸水は冷蔵庫で。夏場は特に、室温で長く置かないほうが安心です
- 水の量は目盛りどおりに。新米は水分が多いので、少し控えめにしても
これだけでも炊き上がりは変わります。まずはここから試してみてください。
炊き水そのものを選ぶという選択肢
もう一歩進めるなら、炊飯に使う水そのものを選ぶという方法があります。
ミネラルウォーターで炊く、という方もいますが、研ぐ・浸す・炊くのすべてに使うとなると量が多くなります。お米2合で、研ぎ水まで含めると2〜3リットルほど使うことも珍しくありません。毎日となると、買う水ではなかなか続きません。
その点、蛇口から出る水を変える方法なら、研ぎ水から炊き水まで同じ水を気兼ねなく使えます。当店で扱う整水器還元粋は、水道水をろ過したうえで電気分解する機器で、炊飯にはアルカリ性の電解水素水を使っていただけます。
炊き上がりの感じ方には個人差があります。まずは一度、いつものお米で比べてみるのがいちばん分かりやすいと思います。
まとめ
- お米は研ぐ・浸す・炊くの3段階で水を吸い、どの水もごはんの一部になる
- まずは最初の水をすばやく捨てる・浸水時間をとるの2つから。費用はかかりません
- 研ぎ水から炊き水まで同じ水を使いたいなら、蛇口の水を変えるという方法もあります
いつものお米で、いつもの炊飯器で。水の使い方を少し変えるだけで、毎日のごはんが楽しみになります。