運動2026.9.23|アクセルライフ

リハビリの現場で、
EMSはどう位置づけられていたか

「整骨院で受けた電気と、家で使うEMSは同じものですか?」

よく聞かれる質問です。見た目も、ピリピリする感覚も似ているので、同じものだと思われるのは自然なことだと思います。

ただ、法律上の区分も、使われ方も違います。整形外科でリハビリに携わってきた立場から、その違いを整理しておきます。

医療機器と家庭用機器は、別のもの

まず区分から。電気で筋肉や神経に刺激を与える機器には、大きく分けて次の3つがあります。

電気刺激を使う機器の区分
医療施設
医療機器
病院・クリニック・施術所で、資格者が症状に合わせて使う
家庭用・医療機器
家庭用低周波治療器
管理医療機器として認証。認められた効能の範囲で使う
家庭用・運動機器
家庭用EMS
医療機器ではない。治療ではなく、筋肉を動かす運動の補助
見た目が似ていても、法律上の区分によって「何のために使うか」が決まっています。当店で扱うパルストレーナーは、右端の運動機器にあたります。

いちばん大事なのは、家庭用EMSは医療機器ではないということです。治療を目的とした機器ではなく、痛みをとる、症状を改善するといったことをうたうことはできません。

逆に言えば、家庭用EMSに「治る」「痛みがなくなる」と書かれていたら、その表現を疑ったほうがいい、ということでもあります。

現場で、電気刺激は「主役」ではなかった

整形外科のリハビリで、電気刺激はよく使われていました。ただ、私が現場で見てきた範囲では、電気刺激だけで何かを終わらせることはありませんでした。

位置づけとしては、次のような補助です。

つまり、電気刺激そのものより、「その人がまた自分で動けるようになること」が目的で、電気はそのための手段のひとつでした。

ここは誤解のないように書いておきます。現場での使われ方を紹介しているだけで、家庭用EMSに同じ効果があるという意味ではありません。区分も目的も違うものです。

家庭で使うときの考え方

その経験から、家庭用EMSを使う方にお伝えしていることがあります。お金をかけずにできることから順に書きます。

当店で扱うパルストレーナーは、ベルト状の電極を両脚に巻き、座ったまま下半身の筋肉を動かす運動機器です。上に書いたとおり、治療のための機器ではありません。「動く習慣を続けるための道具のひとつ」として、ご相談いただければと思います。

使う前の注意点は、こちらの記事にまとめています。

EMSを使う前に。注意が必要な人と、やめどきの話 →

まとめ

「自分の場合は使っていいのか」も含めて、お気軽にご相談ください。向かない場合は、そうお伝えします。

使えるかどうかから、ご相談ください【店頭・ご自宅で無料】

ご体調や通院状況をお聞きしたうえでご説明します。福岡の当店のほか、ご自宅へお伺いしてのご相談・オンラインでのご相談も可能です。無料です。

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平 信志
筆者:平 信志(たいら しんじ)
柔道整復師(国家資格)。整形外科クリニックにて約16年、施術とリハビリに従事。現在は三和株式会社の正規代理店「アクセルライフ」として、福岡市を拠点に電解水素水整水器「還元粋」、24時間循環風呂「バスポカEX」などを取り扱う。福岡を中心に、水の勉強会や飲み比べ体験を実施しています。
※本記事は、電気刺激を用いる機器の区分と一般的な考え方についての情報提供を目的としたものであり、診断・治療の代わりとなるものではありません。医療施設での使われ方は筆者の経験にもとづく一般的な紹介であり、家庭用機器の効果を示すものではありません。
※パルストレーナーは医療機器ではなく運動機器です。疾病の治療・予防や痛みの改善を目的とした機器ではありません。ペースメーカー等の体内植込み型医用電気機器をご使用の方はご使用いただけません。
※痛みや体調の不安がある方は、必ず医療機関にご相談ください。
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