カレーやシチュー、肉じゃが。コトコト煮込むほど、味がしみておいしくなる料理です。
ただ、少し目を離したすきに鍋底が焦げついていた、ということもありますよね。
煮込み料理のおいしさは、弱火をどれだけ安定して保てるかで決まります。今日は、弱火を上手に使うコツをまとめました。
煮込み料理が焦げつくのは、鍋底の一点に熱が集まるから
煮込み料理で焦げつきやすいのは、鍋底の一部分だけが熱くなっているときです。カレーやシチューのようにとろみのある料理は、鍋の中で対流が起きにくいので、熱い部分に具材やルーが張りついてしまいます。
煮込みをおいしく仕上げる3つのポイント
① 熱を広げる
鍋底全体を温める
一点に熱が集まらないと、焦げつきにくくなります
② 火を安定させる
ふつふつを保つ
表面が小さく揺れる程度が、煮込みのちょうどいい火加減です
③ 時間を味方にする
余熱で仕上げる
火を止めて冷めていく間に、味が具材にしみ込みます
鍋のこびりつきを防ぐ火加減については、こちらの記事でもまとめています。
今日からできる、弱火を上手に保つコツ
どれも、いまお使いのコンロで今日から試せます。
- 厚手の鍋を使う:鍋底が厚いと熱が広がりやすく、焦げつきにくくなります
- ルーやとろみは最後に入れる:とろみがつく前に具材を煮ておくと、焦げつく時間を減らせます
- ときどき鍋底からかき混ぜる:木べらで底をなでるように混ぜると、熱が全体に回ります
- フタを少しずらす:吹きこぼれを防ぎながら、ふつふつの状態を保てます
- 火を止めて休ませる:一度冷ますと、味が具材にしみ込みやすくなります。余熱調理もあわせてどうぞ
じっくり加熱を楽しめるコンロという選択
煮込み料理を毎日のように作るご家庭なら、弱火を安定して保てるコンロがあると、料理の時間がもっと楽しくなります。
当店で扱うラジエントヒーターは、天板の下のヒーターが赤外線でじんわり加熱する方式です。鍋底全体を穏やかに温めるので、弱火でのコトコト煮込みに向いています。火を止めたあとも天板に熱が残るので、そのまま余熱で仕上げることもできます。
土鍋やホーロー鍋など、お気に入りの鍋をそのまま使えるのもうれしいところです。
さらにラジエントヒーターは、火力の調整だけでなく、温度を設定して加熱することもできます。
- 卓上タイプ:火力は弱〜強の6段階、温度は約53℃〜約220℃の7段階で設定できます。甘酒やこうじづくりに使える発酵モードもあります
- ビルトインタイプ:揚げ物の油の温度を140〜200℃の段階で調節できます。調理タイマーは1分〜6時間まで設定できます
温度を決めておけば、弱火を保つために鍋の前でつきっきりになる必要がありません。タイマーと組み合わせれば、煮込んでいる間にほかの家事を進められます。
火を止めたあとも天板はしばらく熱いので、触れないようご注意ください。小さなお子さんがいるご家庭では、天板が冷めるまで声をかけてあげてください。
まとめ
- 煮込み料理は、鍋底全体を温めて、弱火を安定して保つほどおいしく仕上がります
- 厚手の鍋・とろみは最後・余熱で休ませる。今日から試せるコツで、いつもの煮込みがもっとおいしくなります
- 温度を設定できるコンロなら、弱火を保つ手間そのものがなくなります
じっくり煮込んだ一皿で、家族の食卓を囲んでみませんか。