食事2026.9.6|アクセルライフ

余熱を使う調理
― 火を止めてからが本番

煮物を作るとき、火を止めたあと鍋をそのまま置いておく。翌朝、味が染みている。

これは料理をする方なら経験があると思います。ただ、これを意図的にやっているかどうかで、結果と光熱費が変わります。

「火を止めてからが本番」という話です。

余熱で何が起きているのか

火を止めても、鍋と中身は熱を持っています。その熱が冷めていく間に、調理は続いています。

火を止めてから起きていること
1
中心まで熱が伝わる
表面と中心の温度差が縮まる。火にかけ続けると表面だけ煮崩れる
2
味が入っていく
温度が下がる過程で、煮汁が食材の内側へ移動します
3
加熱時間が短くて済む
火を使う時間が減るぶん、ガス代・電気代も下がります
余熱は「手抜き」ではなく、加熱の一部という考え方です。
一般的な仕組みを整理した図です。仕上がりは食材・鍋・火加減により異なります。

ポイントは、余熱がどれくらい続くかは「鍋」と「熱源」で変わるということです。薄いアルミ鍋はすぐ冷めます。厚手の鋳物鍋や土鍋は長く持ちます。

今日からできる、余熱の使い方

道具を変えずにできることです。

共通しているのは「予定より早く火を止める」ということ。慣れるまでは短めにして、足りなければ足すのが安全です。

なお、余熱に頼りすぎないのも大事です。鶏肉・豚肉・魚などは中心部まで十分加熱してください。心配な場合は、余熱ではなく火にかけて確認してから止めてください。

蓄熱しやすい道具という選択肢

余熱を活かすなら、冷めにくいほうが有利です。ここは鍋の材質と、熱源の両方に関わります。

鍋については、厚手のもの・土鍋・鋳物鍋のほうが蓄熱します。ただしIHでは土鍋が使えないなど、熱源によって選べる鍋が変わります。

熱源そのものでは、ラジエントヒーターは天板が赤外線で熱くなる方式なので、消灯後も天板に熱が残ります。この残り熱を余熱調理に使うという考え方があります。鍋の材質を選ばないため、土鍋や厚手の鍋もそのまま使えます。

ただし、これは裏を返せば消灯後も天板が熱いままということです。お子さまがいるご家庭では、この点に注意が必要です。

光熱費の見直しという観点では、加熱時間が減れば費用も減るという単純な話になります。ご家庭全体の水まわり・光熱費を一度計算してみると、判断材料になります。

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まとめ

実際にどのくらい熱が残るかは、触っていただくのが早いと思います。お気軽にお声がけください。

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平 信志
筆者:平 信志(たいら しんじ)
柔道整復師(国家資格)。整形外科クリニックにて約16年、施術とリハビリに従事。現在は三和株式会社の正規代理店「アクセルライフ」として、福岡市を拠点に電解水素水整水器「還元粋」、24時間循環風呂「バスポカEX」などを取り扱う。福岡を中心に、水の勉強会や飲み比べ体験を実施しています。
※本記事は調理における余熱の活用に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の調理結果を保証するものではありません。
※食肉・魚介類は中心部まで十分に加熱してください。加熱不足による健康被害の責任は負えません。
※光熱費の削減額はご家庭の使用条件・調理内容により異なります。
※調理器具のご使用にあたっては、各製品の取扱説明書に従ってください。消灯後も天板は熱いままです。
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