2026.8.16|アクセルライフ

PFAS、2026年4月から
水道水の「基準」になりました

ニュースで「PFAS」という言葉を目にする機会が増えました。そして2026年4月、この物質をめぐる制度が一段階変わりました。

PFOS・PFOAが、水道水の「水質基準項目」に追加されました。

これまでも数値の目安はありましたが、位置づけが変わっています。今回は制度の話だけを、事実ベースで整理します。

「暫定目標値」と「水質基準」は何が違うのか

ここが今回のいちばんの変更点です。

これまでPFOS・PFOAは「水質管理目標設定項目」という区分にあり、暫定目標値として合算50ng/L(ナノグラム毎リットル)が示されていました。ただしこれは、目標であって義務ではありませんでした。検査を行うかどうかも、水道事業者の判断に委ねられる部分がありました。

2026年4月からは「水質基準項目」に格上げされています。水質基準項目は、水道法にもとづき水道事業者に検査と基準の遵守が義務づけられる区分です。

これまで2026年4月から
区分水質管理目標設定項目水質基準項目
数値の性格暫定目標値(目標)基準値(遵守義務)
検査事業者の判断による部分あり実施が義務
数値PFOS・PFOA合算 50ng/LPFOS・PFOA合算 50ng/L

数値そのものは据え置きです。変わったのは「守らなければならないもの」になったという点です。

水質基準項目は現在51項目あり、今回PFOS・PFOAが加わった形です。大腸菌や鉛、総トリハロメタンなどと同じ枠組みで管理されることになります。

今回決まったこと

制度として決まった内容を整理します。

つまり、これまで「検査していない地域もある」という状態だったものが、全国一律で検査される仕組みに変わったということです。

不安を煽る話ではなく、むしろ逆で、国として管理の枠組みが整えられたと受け取るのが妥当なところだと考えています。

お住まいの地域の数値を調べる方法

ここからは、お金をかけずにできることです。

水道事業者には水質検査結果の公表が義務づけられています。つまり、お住まいの地域の数値は誰でも確認できます。

福岡市の場合は「福岡市水道局 水質検査結果」で検索すると該当ページが出てきます。

「不検出」または「定量下限値未満」と書かれている場合は、測定できる下限を下回っているという意味です。ゼロと断定されているわけではありませんが、基準値からは十分に離れた状態と考えられます。

まとめ

PFASそのものの性質や、家庭でできることについては、こちらの記事にまとめています。

PFOS・PFOAって何? 水道水の有機フッ素化合物、いま分かっていること →

調べ方が分からない場合は、お住まいの地域の検査結果の探し方もお手伝いします。お気軽にご相談ください。

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LINEで相談する 関連記事:PFOS・PFOAって何?
平 信志
筆者:平 信志(たいら しんじ)
柔道整復師(国家資格)。整形外科クリニックにて約16年、施術とリハビリに従事。現在は三和株式会社の正規代理店「アクセルライフ」として、福岡市を拠点に電解水素水整水器「還元粋」、24時間循環風呂「バスポカEX」などを取り扱う。福岡を中心に、水の勉強会や飲み比べ体験を実施しています。
※本記事は水道水の水質基準に関する制度の情報提供を目的としたものであり、健康影響について断定するものではありません。PFASの健康影響については、国内外の機関で評価が進められている段階です。
※制度の詳細・最新情報は、環境省および厚生労働省の公表情報をご確認ください。
参照:環境省/厚生労働省 公表情報(水質基準に関する省令の改正)
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