最近、テレビCMやニュースでよく耳にする「PFAS(ピーファス)」「PFOS・PFOA」。「体に悪いらしい」「水道水に入っているの?」と気になりつつ、正体はよく分からない――そんな方がほとんどだと思います。
この記事では、いま公的に分かっていることと、家庭でできる現実的な対策を、不安を煽らず事実ベースで整理します。
PFOS・PFOAとは? なぜ今こんなに話題なのか
PFOS(ピーフォス)・PFOA(ピーフォア)は、有機フッ素化合物「PFAS」の代表格です。PFASは1万種類以上あるとされる人工の化学物質で、水や油をはじく・熱に強いという便利な性質から、かつては焦げ付きにくい調理器具のコーティング、撥水加工、泡消火剤などに幅広く使われてきました。
問題は、自然界でほとんど分解されないこと。「永遠の化学物質(forever chemicals)」と呼ばれ、環境中や体内に蓄積しやすい性質があります。健康影響については現在も国内外で研究が続いている段階ですが、予防的な観点から規制が世界的に強化されています。日本でもPFOSは2010年、PFOAは2021年に製造・輸入が原則禁止されました。
そして水道水については、PFOSとPFOAの合計で1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L)以下という国の目標値が設けられ、2026年4月からは法的義務を伴う「水質基準」に引き上げられました。全国の水道事業者に検査と基準達成が義務づけられた、というのが「いま」の状況です。
家庭でできる、お金のかからない対策
多くの水道局がPFOS・PFOAの検査結果をホームページで公表しています。「(市町村名) PFAS 検査結果」で検索を。基準を下回っていれば、過度に心配する必要はありません。
② 「煮沸すれば安心」は通用しないと知っておく
塩素と違い、PFASは煮沸しても除去できません。むしろ水が蒸発する分、濃度はわずかに上がります。塩素対策の「沸かせばOK」が通用しない点は、知っておきたい大切な知識です。
③ 井戸水を飲用にしている場合は特に確認を
水道水と違い井戸水は検査義務がありません。飲用にしているご家庭は、自治体の相談窓口や検査機関の利用を検討してください。
もっと不安を減らしたい人の選択肢
「基準は下回っているけれど、それでも気になる」という方の現実的な選択肢が、家庭での浄水です。環境省の資料でも、活性炭や逆浸透膜(RO)を用いた浄水器がPFASの低減に有効とされています。ポイントは、製品ごとにメーカーが公表している除去対象物質の一覧を確認すること。カートリッジの交換時期を守ることも重要です。
当店で扱う電解水素水整水器「還元粋」シリーズ(RW-10・RW-9・RW-100e)は、マイクロカーボン浄水カートリッジを搭載し、メーカーカタログにおいてJIS規格17物質+JWPAS B基準5物質の計22物質を除去対象としています。この5物質にはPFOS・PFOAが含まれます(ほかに残留塩素・総トリハロメタンなど)。詳しい除去対象の一覧やカートリッジ寿命は、店頭またはLINEでお気軽にお尋ねください。お住まいの地域の検査結果の調べ方も、一緒にお手伝いします。
まとめ:PFOS・PFOAとの付き合い方
- PFOS・PFOAは分解されにくい人工化学物質。水道水は2026年4月から法的な基準(合計50ng/L)で管理されている
- まずはお住まいの水道局の検査結果を確認。煮沸では除去できない点に注意
- さらに減らしたい場合は、除去対象が公表された浄水器・整水器の活用が現実的(還元粋はPFOS・PFOAを含む計22物質が除去対象)