お風呂から上がって、そのまますぐ布団へ。あるいは、疲れて寝る直前まで入れなかった。
毎日のことなので気にしていない方が多いのですが、入浴の時間帯は、夜の過ごし方と意外につながっています。
今回は、公的な資料で示されている目安をもとに、「寝る何分前にお風呂を出るといいのか」を整理します。
入浴と体の奥の温度の関係
人の体の奥の温度(深部体温)は、夜に向けてゆっくり下がっていく流れがあります。
湯船に浸かると、この温度が一時的に上がります。そして上がったあと、時間をかけて下がっていく。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、就寝の1〜2時間前に入浴することが目安として示されています。温度が下がっていく流れの中で布団に入る、という考え方です。
反対に、熱いお湯に入ってすぐ布団に入ると、体がまだ温まりきった状態です。「お風呂を出たのに、なかなか寝つけない」と感じる方は、時間の間隔を見直してみる余地があります。
今日からできる、入浴時間の工夫
お金をかけずにできることです。
- 寝る時間から逆算して入る。23時に寝るなら、21時〜22時ごろに湯船へ
- 湯温は38〜40℃のぬるめに。熱すぎるお湯は体への負担も大きくなります
- 浸かる時間は10〜15分ほど。長湯しすぎないことも大切です
- 上がったら照明を少し落とす。スマホやテレビの明るい画面は控えめに
- 帰りが遅い日は、ぬるめの短時間で。寝る直前しか入れない日は、温度と時間を控えめにします
いちばん効くのは1つ目です。「寝る直前に入る」を「寝る1〜2時間前に入る」に変えるだけで、夜の流れが組み立てやすくなります。
入りたい時間に入れる環境という選択肢
とはいえ、時間を決めても「その時間にお湯を張る」のが手間、という声はよく聞きます。家族の帰宅時間がばらばらだと、なおさらです。
当店で扱うバスポカは、浴槽のお湯を循環・ろ過・殺菌しながら、設定した温度に保ち続ける機器です。お湯を沸かし直す手間がないので、入りたい時間にそのまま入れます。
「寝る1〜2時間前に入る」という習慣を、準備の手間なしで続けやすくする、という使い方です。ぬるめの温度に設定しておけば、帰りが遅い日でも短時間で済ませられます。
ろ過材・紫外線殺菌灯の交換(1〜2年ごと)など、年単位の管理は必要になります。
まとめ
- 入浴で上がった体の奥の温度は、時間をかけて下がっていきます。就寝の1〜2時間前の入浴が目安とされています
- 38〜40℃・10〜15分・寝る時間から逆算。お金をかけずに今日からできます
- 準備の手間を減らしたいなら、いつでも同じ温度で入れる環境という選択肢があります
ご家庭の生活時間に合うかどうか、お気軽にご相談ください。