お風呂2026.8.29|アクセルライフ

介護でのお風呂、
時間との戦いをどう減らすか

在宅で介護をされている方から、こんな話を聞くことがあります。

「お風呂の日は、それだけで一日が終わる」

柔道整復師として16年、ご高齢の方の身体に触れてきましたが、入浴介助の大変さは施術の現場でも何度も伺いました。そして共通していたのが、「時間に追われる」という感覚でした。

今回は、その時間がどこに使われているのかを分解してみます。

なぜ「時間との戦い」になるのか

入浴介助の時間を分解すると、実際に湯に浸かっている時間はごく一部だと分かります。

工程やること時間の性質
準備浴槽を洗う/湯を張る/脱衣所を暖める/タオル・着替えの用意待ち時間が発生
移動・脱衣浴室まで移動/衣類を脱ぐ介助体力を使う
洗身・入浴洗う/湯に浸かるここが本来の目的
着衣・移動拭く/着替え/部屋へ戻る冷えないよう急ぐ
後片付け浴槽・浴室の掃除/洗濯介助後に残る

ご覧のとおり、前後の工程のほうが長いのです。そして厄介なのは、これらが「急がなければならない」性質を持っていることです。

ご本人を待たせれば冷えてしまう。冷えれば負担になる。だから急ぐ。急ぐと介助する側も疲れる——この構造が「時間との戦い」の正体だと考えています。

とくに厄介なのが「湯温」の問題

介護での入浴で、段取りが崩れやすいのはここです。

入浴介助は、予定どおりに進まないのが普通です。着替えに手間取る、トイレに行きたくなる、体調が今ひとつで少し休む。その間に湯は冷めていきます。

冷めたら追い焚きをする。でも追い焚きには時間がかかる。待つ間にご本人が冷える。結果として「今日はやめておこう」となる——これもよく聞く話です。

お湯に浸かることで得られる作用(温熱・静水圧・浮力)は、入らなければゼロです。「入れなかった日」が増えていくことが、いちばんの損失かもしれません。

もうひとつ。入浴を1回で終わらせなければならないという前提も、時間を圧迫します。「今日は洗身だけ」「明日は湯に浸かるだけ」と分けられれば楽なのですが、毎回湯を沸かす前提だとそれができません。

今日からできる、段取りの見直し

道具を買わずにできることから。介助の負担を減らす工夫です。

最後の項目を、あえて入れました。抱え込まないことが一番の負担軽減だと、現場で何度も感じました。

湯温を保つという選択肢

そのうえで、道具の話をします。

バスポカ EXecoは、浴槽の湯を循環・ろ過しながら設定温度を保つ機器です。介護の場面で変わるのは、次の点です。

時間そのものを短縮する機器ではありません。「急がなくてよくなる」ための道具と考えていただくのが実態に近いと思います。

【重要なご注意】バスポカは介護機器・医療機器ではありません。入浴中の事故を防ぐための機器でもありません。脱衣所・浴室を暖める、湯温と入浴時間を管理する、目を離さないといった対策は、この機器の有無にかかわらず必要です。疾病の予防・治療効果をうたうものではありません。

また、ご本人の状態によって入浴の可否は変わります。入浴の方法・頻度については、必ず主治医やケアマネジャーにご相談のうえご判断ください。

ろ過材・紫外線殺菌灯の交換(1〜2年ごと)と配管洗浄が必要です。指定された入浴剤以外は使用できません。この管理が難しい状況であれば、無理におすすめしません。

まとめ

ご自宅の浴室環境を見せていただければ、道具以外の工夫もお伝えできます。「機器は要らない」というご相談でも構いません。

浴室環境のご相談、承ります【無料・オンライン可】

浴室の状況をお聞きして、段取りの工夫からお話しします。福岡の当店のほか、ご自宅へお伺いしてのご相談・オンラインでのご相談も可能です。無料です。

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平 信志
筆者:平 信志(たいら しんじ)
柔道整復師(国家資格)。整形外科クリニックにて約16年、施術とリハビリに従事。現在は三和株式会社の正規代理店「アクセルライフ」として、福岡市を拠点に電解水素水整水器「還元粋」、24時間循環風呂「バスポカEX」などを取り扱う。福岡を中心に、水の勉強会や飲み比べ体験を実施しています。
※本記事は入浴に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、介護方法の指導や、特定の疾病の予防・改善を目的とするものではありません。
※入浴の可否・方法・頻度は、ご本人の状態により異なります。必ず主治医・ケアマネジャー等の専門職にご相談ください。
※バスポカは介護機器・医療機器ではありません。入浴中の事故を防ぐための機器ではなく、疾病の予防・治療効果をうたうものではありません。ろ過材・紫外線殺菌灯の交換、配管洗浄が必要です。指定された入浴剤以外は使用できません。
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