2026.8.6|アクセルライフ

家庭の水6種類を、
いろんな角度で比較してみた

水道水、ペットボトル、ウォーターサーバー、浄水器、整水器。

どれも「家庭で飲む水」ですが、比べるときに金額だけを並べても判断できません。手間はどうか、料理にも使えるのか、置き場所は要るのか——見る角度で答えが変わります。

今回は6種類を、複数の角度から並べてみました。どれが正解という話ではなく、ご家庭の事情に合うものを選ぶための材料として読んでください。

ただ、その前に。「水」の使いみちを、少し広く捉えておく必要があります。

そもそも「水」は、飲む分だけじゃない

比較の前に、ひとつ抜けがちな視点があります。

「水」と言うと、コップに注いで飲むものを思い浮かべる方が多いはずです。でも実際に一日を振り返ってみてください。

ほとんどの料理は、水からつくられています。人の体の約60〜70%が水分だとよく言われますが、その水分は飲み水だけから入っているわけではありません。

厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動では、1日に必要な水分約2.5Lの内訳として、食事から摂る水分が約1.0L、体内でつくられる代謝水が約0.3L、飲み水として摂るのが約1.2Lとされています。つまり口から入る水分のうち、およそ半分は食事からということです。

ごはんを炊く水、だしをとる水の質は、飲み水と同じくらい体に入っているということになります。

そう考えると、ひとつ気づくことがあります。毎日の食事をつくる水を選んでいるのは、家族の中で台所に立っている人だということ。ごはんを炊く、味噌汁をつくる、麦茶をつくって水筒に詰める——そのすべてが、家族が口にする水の選択になっています。

今つかっているお水は、ご家族やお子さんのことも含めて選んだものでしょうか。それとも、なんとなく続いているだけでしょうか。

どちらでも構いません。ただ、一度そこを立ち止まって考えてみる価値はあると思います。

この視点を持つと、比較の前提が変わります。

コスト面:使う量が4倍違えば、判断も変わる

厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動では、1日に必要な水分量は約2.5L、そのうち飲み水として摂るのが約1.2Lとされています。4人家族なら飲用で1日およそ5L。ここに調理が加わると、1日20L前後になるご家庭も珍しくありません。

つまり「飲用だけ」で計算するか、「料理も含めて」で計算するかで、金額は4倍前後変わるということです。

使い方(4人家族)ミネラルウォーターつくるタイプ
飲用のみ(5L/日)年 約9万円年 約1万円前後
飲用+料理(20L/日)年 約36万円年 約4万円前後

だからこそ、多くのご家庭が「飲む分だけペットボトル、料理は水道水」という使い分けに落ち着きます。年36万円は現実的に続けられる金額ではないからです。

逆に言えば、蛇口でつくるタイプは料理に使っても金額がほとんど変わらないのが構造上の強みになります。たとえば還元粋の場合、1日22L使用した場合で1Lあたり約5円という試算です。飲用と調理用を分けずに使っても、家計への負担が増えにくい構造になっています。

「気兼ねなく使えるかどうか」は、コストの話でもあるということです。

健康面:どう考えるのが妥当か

ここは慎重に書きます。

「料理に使う水を変えれば健康になる」という言い方はできません。整水器(電解水素水生成器)は家庭用管理医療機器ですが、認められている効能は「胃腸症状の改善」の範囲に限られます。それ以外の健康効果をお約束するものではありません。

そのうえで言えるのは、こういうことです。毎日いちばん多く口にするものが水であるという事実。そして、それが飲み水だけでなく料理からも入っているという事実。だとすれば、どの水を使うかを一度考えてみる価値はある——ここまでが、事実にもとづいて言えることです。

味の面では、体感しやすい違いもあります。ごはんの炊き上がり、お出汁の出方、お茶の色。これは効能ではなく調理の話なので、実際に試して確かめていただくのがいちばん確実です。

なお、赤ちゃんのミルクやお薬の服用には、電気分解していない浄水を使うのが基本です。整水器でも浄水は出せますので、用途で使い分けてください。

では、6種類を横に並べてみる

金額は一般的な目安です(1Lあたり/飲用用途)。実際の価格は商品・契約・使用量によって変わります。

種類料金の目安(1Lあたり)支払いの続き方手間料理に使えるか
水道水約0.2円使った分だけなし◯ 使い放題
ミネラルウォーター約50〜75円ずっと続く買う・運ぶ・捨てる△ 割高になる
サーバー(ガロンタンク)約100〜130円ずっと続くボトル交換・置き場所✕ 現実的でない
サーバー(浄水タイプ)定額 月3,000〜5,000円前後
1Lあたりは使用量で変動(例:月150L使用で約20〜33円)
ずっと続く置き場所・メンテ△ 量に限りあり
浄水器約2〜10円本体を払い終えたら終わるカートリッジ交換◯ 使い放題
整水器約5〜10円本体を払い終えたら終わるカートリッジ交換◯ 使い放題

ここで見えてくるのは、金額の大小より「払い終わりがあるか、ないか」という構造の違いです。買い続けるタイプは使う限り支払いが続き、つくるタイプは初期費用のかわりに本体を払い終えれば以降はカートリッジ代だけになります。

角度を変えると、順位が入れ替わる

同じ6種類を、別の軸で見てみます。

角度いちばん有利いちばん不利
初期費用の安さ水道水・ミネラルウォーター浄水器・整水器
10年後の総額水道水
次に安いのは浄水器・整水器
サーバー(ガロンタンク)
手間のなさ水道水・浄水器・整水器サーバー(ガロンタンク)
重い・置き場所が必要
災害・停電時ミネラルウォーター(備蓄可)電気で動く機器はすべて
設置のいらなさミネラルウォーター
ただし箱買いのストック場所は必要
整水器・セントラル浄水器
賃貸での導入しやすさミネラルウォーター・サーバーセントラル浄水器
置き場所のいらなさ水道水・浄水器・整水器サーバー・ミネラルウォーター
つくれる水の種類整水器
1台で3種類(電解水素水/電解酸性水/浄水)
他はすべて1種類
法的な区分整水器
家庭用管理医療機器。効能は胃腸症状の改善の範囲
他は清涼飲料水・器具の区分

停電時はどれも万能ではありません。電気で動く機器は使えなくなるため、災害用にペットボトルを少し備蓄しておくのは、どの方式を選んでも合理的です。ここは正直にお伝えしておきます。

法的な区分で見ると、いちばんはっきり分かれる

意外と知られていないのが、この軸です。

ここで大事なのは、「管理医療機器だから万能」ではないということ。認証されているのは上記の範囲だけです。逆に、それ以上のことを謳っている商品があれば、その表現自体を疑ったほうがいいという判断材料にもなります。

その他、よく見かける水の話

ついでに、比較表に入れにくいものにも触れておきます。

機器を検討するときの確認方法はシンプルです。管理医療機器なら認証番号が明記されているので、PMDA(医薬品医療機器総合機構)のサイトで承認・認証された機器を調べられます。「医療用」と書かれていても、法律上の医療機器とは限りません。

今日からできること

買い替えを考える前に、現状を把握するのが先です。お金はかかりません。

料理に使う水を全部見直すのは大変です。まずは味やにおいの差が出やすい料理だけに絞ると続けやすくなります。

すべてを完璧にしようとせず、差が出やすいところから。これがいちばん現実的です。

まとめ:どの角度から見るかを、先に決める

当店で扱う還元粋は整水器(家庭用管理医療機器)ですが、ご家庭の事情によっては浄水器や水道水のままが合う場合もあります。「うちの場合はどれが向いているか」を一緒に整理することもできますので、お気軽にご相談ください。

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※本記事の金額・比較は一般的な条件による目安であり、商品・契約内容・使用量・地域により実際は異なります。特定の商品や方式を批判する意図はありません。
※還元粋は家庭用管理医療機器(連続式電解水生成器、認証番号:304AGBZX00092A01)であり、認められている効能は胃腸症状の改善に関するものです。それ以外の疾病の治療・予防を保証するものではありません。効果には個人差があります。
参照:厚生労働省(水道水質基準)/独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
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