スクワットは、道具もいらず、家で手軽にできる運動です。太ももやお尻など、体の中でも大きな下半身の筋肉をまとめて動かせます。
ただ、フォームが崩れると、膝に負担がかかりやすくなります。
柔道整復師として16年、施術の現場で多くの方の体を見てきた立場から、膝にやさしいフォームのポイントをお伝えします。
フォームを整えると、膝にやさしくなる
スクワットで膝に負担がかかりやすいのは、膝がつま先より大きく前に出たり、内側に入ったりするときです。
お尻を後ろに引きながら、椅子に座るようなイメージでしゃがむと、体重が太ももやお尻にのり、膝にやさしいフォームになります。
膝にやさしいスクワットの3つのポイント
① 足の向き
つま先と膝を同じ向きに。膝が内側に入らないようにします
② 腰の引き方
椅子に座るようにお尻を後ろへ。膝が前に出すぎません
③ 深さ
太ももが床と平行くらいまで。最初は浅めから始めます
今日からできる、無理なく続けるコツ
- 椅子を使う:後ろに椅子を置いて、座る直前で止める「椅子スクワット」から始めます
- ゆっくり動く:反動を使わず、3秒かけてしゃがみ、3秒かけて立ち上がります
- 回数は少なめから:最初は5〜10回で十分。続けることのほうが大切です
- 何かにつかまる:ふらつきが心配な方は、机や壁に手を添えて行います
膝に痛みがある方、治療中の方は、自己判断で続けず、医療機関にご相談ください。痛みを我慢して行う運動はおすすめできません。
膝を曲げずに、下半身を動かす
スクワットが難しい日でも、下半身を動かす方法はあります。
当店で扱うパルストレーナーは、ベルトを脚に巻いて座っているだけで、下半身の筋肉を動かせる運動機器です。膝を曲げ伸ばしする動きがないので、スクワットとはまた違う方法として、毎日の運動に取り入れられます。
まとめ
- スクワットはつま先と膝を同じ向きに・お尻を後ろに引くと膝にやさしくなります
- 椅子スクワットでゆっくり・少なめから。痛みがあるときは無理をしないでください
正しいフォームで、気持ちよく体を動かす毎日を続けていきましょう。